【第7章】音楽療法

自律神経の乱れに対する音楽療法の現状

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現在の日本では、音楽療法は未だ普及段階の途中です。

 

残念ながら、国内では音楽療法そのものがまだまだ理解されておらず、その効果も認識されていませんが、アメリカでは確立した専門分野としてかなり注目されております。

 

年々、音楽療法に対する研究も急激に進んでおり、それにつられ音楽療法士といった専門分野のプロや音楽療法を用いた治療に対する保険などもどんどん普及しています。

 

 

日本での音楽療法はというと、よく病院や歯医者の待合室や産婦人科などでは必ずゆったりとした音楽が流れているのが分かります。

 

これは、患者さんの心理的な不安やストレスを軽減するだけでなく、音楽を通してリラックスしてもらうのが目的なのです。

 

 

ですが、不安や恐怖など(う〇病など)といった治療のために音楽療法を用いているところは未だ少なく、音楽療法に対する専門家も少ないのが現状です。

 

 

私は音楽療法は、誰もが効果を実感できる素晴らしい治療方法だと思っております。

 

 

これからの音楽療法は、病院や福祉施設、高齢者や児童施設だけでなく、最近増えている整骨院やもみほぐし専門のマッサージ屋さん、スパやリゾート施設や娯楽施設などにもどんどん広がっていくでしょう。

 

 

何かと忙しくストレスの多い現代、メンタルの強化や健康維持のために、これから必ず必要とされる分野になるのではないでしょうか。

音楽療法の効果

音楽には、人の感情をコントロールできる素晴らしい力があります。

 

人は、
音楽を聴くことによって心を打たれ感動します。
そして、気持ちを高めたい時には、好きな音楽を聴いて興奮します。

 

 

このようにいろいろな場面で活用できる音楽ですが、
ここでは自律神経を整えるのに対してどのような効果があるのかを見ていきたいと思います。

 

 

ここで言う音楽療法の音楽とは、ノリノリやワイルド系といったアップテンポの音楽ではなく、ゆったりとしたBGM音楽のことを指します。

 

 

BGMとは、「バックグラウンドミュージック」の略で、何か特定の空間やメインとなるものの背景に小音量で流れている音楽のことです。

 

 

例えば、先ほどご紹介した病院の待合室や福祉施設、カフェなどのお店でもリラックス効果を目的として小音量でBGMを流しています。

 

 

音楽療法で使うゆったりとしたBGMの効果は、イライラや不安といった感情を和らげ、リラックス状態を作り、副交感神経を有利に働かせる効果があります。

 

 

それだけでなく、脳に最適なα波(アルファ波)を作り、幸せホルモンであるセロトニンの生成にも役立てています。

 

α波(アルファ波)とは?
アルファ波とは、人や動物の脳に発生する脳波(電気的信号)のことです。
脳波には、大きく分けて5種類(ガンマ波・ベータ波・アルファ波・シータ波・デルタ波)が存在し、その中でもリラックスしている時や目を閉じている時によくみられる脳波のことです。

 

 

α波(アルファ波)が活発になると、イライラや不安といったストレスを緩和するだけでなく、脳を活性化させ、体の免疫力を高めて病気を予防したり体の不調を整えるといった効果もあります。

 

 

なので、ゆったりとしたBGMは、人間の脳や体にとってプラスの要素しかないということになります。

 

 

音楽療法は、どんな食べ物や飲み物、サプリメントや漢方薬などといったものよりも、いつでもどこでも実践でき、しかもリスクが全くなくコウカが実感できる優れた治療方法だと思います。

 

音楽療法に最適なBGMとは?

音楽療法に最適な音楽といえば、先ほどゆったりとしたBGMが良いとご紹介させていただきましたが、ではどんなBGMが1番良いのか気になりますよね?

 

 

私が実際試してよかったBGMのジャンルは、やはり自然界の音です。

 

 

川のせせらぎや鳥の鳴き声、波音などの自然の音には一定の周波数があり、自然と脳をα波に導く働きがあります。

 

 

私は、とにかく山や海などの自然が大好きでしたので、この自然界のBGMにはかなり気持ちが楽になりました。

 

 

 

今でもよく家で本を読む時や寝る前にCDやYouTubeなどで、自然界のBGMを流していますが、当時は朝起きてから朝食を食べる時まで必ず毎日聴いておりました。

 

 

本当に辛い時期は、よく寝れないし朝起きてすぐに不安を感じたり、午前中は特に気持ちの落ち込みが激しかったので、自分の好きなBGMを流し気持ちを落ちつかせておりました。

 

 

よく音楽療法には、オルゴール曲やジャズやクラシックが良いと言われておりますが、私は自分が1番心地いいと思えるBGMが絶対にいいと思います。

 

 

もちろん人によっては、ジャズやクラシックのほうが好きだという方もいるでしょう。

 

 

大事なのは、「自分が1番心地いいと思えるBGM」です。

 

 

そして、ずっと聞いてて飽きない曲を選ぶのがベスト。

 

 

潜在意識を刺激するという「サブリミナル音楽」というジャンルもございますが、これは人によっては苦手ジャンルになる場合もあります。

 

 

曲選びにもよると思いますが、私はなんか余計に不安を感じることがありましたので、なるべく自然界の音やジブリ音楽を選んで聴いておりました。

 

 

 

アメリカのある臨床試験によると、手術の前に患者さんに音楽(BGM)を聴いてもらった場合、ほとんどの人が不安を軽減でき、さらに鎮痛剤の投与量が減ることが分かりました。

 

そして、手術の後にも定期的に音楽(BGM)を聴いてもらい、常に気持ちを落ちつかせる状態を作ると、なんと痛み止めなどの薬の量がみるみるうちに減り、完治するまでの期間も早まっていることが分かりました。

 

それだけ人は、音楽を聴くことにより不安やストレスを緩和し、気持ちを前向きへと向かせ、さらに体の免疫力を高めることにより、病気を治し強い体を作っていけると言うことです。

 

 

今では子供の教育や高齢者の認知症予防などにも音楽療法が使われ、日本でもどんどん音楽療法に対する認識が深まっていくのではないでしょうか。

 

 

 

あなたもぜひ、自分の好きなBGMを見つけ、治療や健康維持のために役立てていってください。

 

毎日好きなBGMを聞くことにより、体の不調がどんどん緩和できていくのがジッカンできるはずです。

私がおすすめする音楽(BGM)をご紹介

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もしインターネットの環境があり、PCやスマホで気にせずネット回線を使えるのであれば、やはりYouTube(ユーチューブ)で選曲するのが1番いいです。

 

なぜならYouTubeであれば、必ず自分好みの曲やBGMが見つかるからです。

 

YouTubeを開き、検索窓で自分が聞きたいBGMを検索してみてください。

 

 

例えば、

 

「自然の音」とか「川のせせらぎ」、「癒しBGM」とか「リラックスBGM」など、どんなキーワードで検索してもとにかく沢山の動画が出てきますので、その中から好みの動画をどんどんお気に入りやチャンネル登録をしていきます。

 

ここでお気に入りに追加する時の注意点ですが、動画時間が1時間以上のもので、尚且つ広告が後から全く出てこない動画を登録することです。

 

YouTubeなので、再生開始した時の1番初めの広告はしかたありませんが、その後に出てくる広告は癒しの邪魔になりますので、私は一切そのような動画は選びません。

 

 

あと、音質にも気を使ってくださいね。

 

たまに、他の人がアップした動画をそのまま録音して流している動画もありますので注意が必要です(^-^;
音質が悪かったり、ノイズがしたりなどすぐにわかるかと思います。

 

おすすめのYouTube動画(BGM)

 

川のせせらぎ

 

 

 

静かな森

 

 

 

波の音

 

 

α波

 

 

スパ・リゾート

 

 

など、
いろいろ検索してみると、自分好みの動画(BGM)が必ず見つかりますよ。

 

 

 

 

おすすめのCD(BGM)

 

私のお気に入りのCDはこれ↓

 

AROMA〜アロマ

aroma
⇒アマゾンで購入【AROMA〜アロマ】

 

自律神経にやさしい音楽

jiritusinkei
⇒アマゾンで購入【自律神経にやさしい音楽】

 

聞くだけで自律神経が整うCDブック

jiritu-cd
⇒アマゾンで購入【聞くだけで自律神経が整うCDブック】

 

 

など、
書店やCDショップに行くとあらゆるジャンルの癒しのCDがあるかと思います。
ぜひあなたもお気に入りの1枚を見つけてみてください。

 

第7章【音楽療法】のポイント

  1. 音楽療法に対する認識を深める。
  2. (音楽療法は、私たちの体にとってプラスの要素しかないことを知る)

     

  3. 音楽(BGM)は、なるべくゆったりとした曲(スローテンポのもの)を選ぶ
  4.  

  5. 自分が1番心地いいと感じるジャンル(BGM)を選ぶ
  6. (なるべくなら自然界の音が効果的)

     

  7. 音楽療法を行う時間帯やその時の選曲を決め、毎日継続して聴く又は聞き流す

 

音楽療法は、時間や環境を問わずいつでも行うことができるため、なるべくなら普段の生活にもどんどん取り入れていきましょう!

 

私の場合は、朝の支度をしている時や寝る前に歯を磨くとき、ストレッチや本を読んでいる時など、何かをしながらBGMを流していることが多いです。

 

 

このように、いつでもどこでも音楽療法ができるため、心や体の不調の緩和にどんどん役立てていきましょう!

 

 

 

次は、

 

⇒第8章【呼吸法について】はこちら